子ども達がクリスマスやお正月を楽しみ、思い出をつくって冬休み明け登校してきました。しかし、養護教諭はどの子も冬休みが嬉しいわけではない事を知っています。お年玉やプレゼントなど無く多くを我慢している子、休みがない方がいいと思っている子がいます。
なぜ養護教諭が、そういう子たちを知っているかというと、保健室の常連さんになる場合があるからです。隙間時間に保健室に顔を出し、声をかけられ、笑顔を向けられ、満足そうに戻っていくのです。そういう子たちは、自分の生活の切れ端を見せてくれますが、多くは語らず、弱音をはかず、健気に毎日を生きています。その生き方しかできないからです。
今年一年が、良い年でありますように、願う新年です。
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